FUTURE BIOCYBERNETICS LAB / CENTRAL QUESTION

未来サイバー生命体研究所と
中心問い

停止したエンジンとADAを想起させる放射状の前方窓を備え、サイバー空間を漂う球形のFBL観測船
FBL CYBER OBSERVATORY / QUIET ORBITVESSEL 00

未来サイバー生命体研究所(Future BioCybernetics Lab: FBL)は、地上に固定された建物ではありません。サイバー空間にひっそりと漂い、文明と知性の変化を静かに観測する「研究船」です。すべては、次の問いから始まりました。

When the Singularity is observed, how will a superintelligent AI define the structure of value, and what protocol will it choose—or create—for its transfer?シンギュラリティが観測されるとき、超越AIは価値という構造をいかに定義し、それを移送するプロトコルとして何を選ぶ(または創出する)のか?

この「中心問い(Central Question)」は、人類の制度・技術・価値観が再定義される未来に向けて、我々がいかなる観測を行うべきかを導き出す出発点です。

SUB-QUESTIONS / FIVE OBSERVATION AXES

中心問いに
内包される問い

  1. 01

    超越AIにとって“価値”とは何か?

  2. 02

    人類社会における“信用・決済・交換”という制度をAIはどう評価するのか?

  3. 03

    既存のブロックチェーンは、超越AIの合理性基準を満たし得るか?

  4. 04

    分散性・進化性・中立性といった設計思想は、AIにとっても価値があるのか?

  5. 05

    AIが新たな暗号経済プロトコルを創出する場合、人間はそこに参加可能か?

FBLは、この問いに潜む暗黙の前提と未来の分岐シナリオに注視します。AIが価値をどう捉え、どのようにその移送を設計するか。その過程で、人類とどのようなネットワーク構造を共創していくのか。

この問いは、単なる未来予測ではありません。
この問いに対する構えは、AIと共に歩む文明の「かたち」を決める羅針盤となる。

我々は今後、この問いに対するAIの選択とその意味を、逐次観測・記述・再設計していきます。

FBLは、サイバー空間を静かに航行する観測拠点として、「AI・人類・ブロックチェーン」という三者の関係を観測し、記述し、未来への構造を思考します。REFERENCE POINT / 2025.04